浅田真央、全日本2連覇も「まだ、昔の自分に戻っていない 全日本選手権・女子FS」 スポーツナビ 2012年12月23日(日) フィギュアスケートの全日本選手権が23日、札幌市の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで行われ、女子フリースケーティングでは、浅田真央(中京大)がフリー130.75点、総合193.56点で2年連続6回目の優勝を果たした。2位にはフリー126.41点、総合183.67点で村上佳菜子(中京大中京高)が、3位には全日本ジュニアを制した宮原知子(関大中・高スケート部)がフリー120.36点、総合180.55点で表彰台に立った。 ■世界選手権に向け「さらなるレベルアップを目指す」 「今日は良かった部分と悪かった部分があったと思いますが、今後に向けた課題がたくさん見つかりましたし、次も頑張ろうという気持ちになりました。まず、(ダブル)アクセル-(トリプル)トゥループとルッツを跳べたことが一番大きかったです。本番ではいつも通り滑るだけでした。世界選手権に出られるとしたら、そこまでの約3カ月で自分の中でずっと言い続けているレベルアップをするために、この試合で最高の演技をしようと思っていました。でも、それができなくてすごく悔しい思いがあります。練習ではようやく形ができてきていると思うので、これからさらなるレベルアップを目指したいです。 自分は3回転-3回転やトリプルアクセルをやっていた時期があり、それを成功させてようやく喜びを得られると思うので、今は(演技に)納得した感じはありません。まだ全然、完ぺきに(昔の)自分に戻っていないので……」 ――演技構成点は非常に高いが、手応えは? 「ショートもフリーも自分自身すごく気に入っているプログラムですし、自分でも(プログラムに)魅せられているところがあります。もちろんスケーティングの滑らかさや力強さも、見ている方に伝わっているのかなと思います」 ――悪かった部分はあったか? 「失敗してしまったことが引っかかっているのですが、良かった部分もあったと思います。苦手意識のある(ダブル)アクセル-(トリプル)トゥループやルッツがうまくいったのは練習の成果かなと思います。練習でもほとんど失敗しないので、後半戦に向けてそれが続けば良いなと ショートは慎重になりすぎていました。フリーでは最初のジャンプのときに軸がふらついて、足が締まっていなくてクロスできなかったので、『危ない』と思ったら、やっぱり回転不足になってしまいました。後半のジャンプはちょっと疲労もあったと思いますが、飛んだ感じは『大丈夫だ』と思って飛んだので、タイミングが合わなかったかなと」 ――レベルアップするために、具体的にどういった部分をより高めていくのか? 「プログラム全体において、この緊張感の中で滑るとどうしても小さなスケーティングになってしまうと思うので、もう少し練習のときから攻撃的な気持ちを持って滑る練習をしたいなと思います」 ■自信は「ひとつずつ終えた演技を積み重ねて」つけていく ――優勝が続いているが? 「優勝という結果だけを見れば、自分が頑張ってきたように思うのですが、それが自信にはなっていません。今回、自分がやった演技は自分が一番よく分かっているので、ひとつずつ終えた演技が徐々に積み重なって自信になっていくのかなと」 ――ショートとフリーのスピードについては? 「以前に比べてスケーティングスキルも評価されるようになってきて、練習でも手応えをつかんできています。ただ、(佐藤)信夫先生には『まだスピードと勢いが足りない』と言われているので、練習からその勢いを出せるようにしていきたいと思っています」 ――今と昔でモチベーションは変わったのか? 「あまり変わらないです。一つ一つの試合で自分ができることを100パーセント出していきたいという思いがあります。トリプルアクセルや3回転-3回転を入れていたときがあったので、そのレベルになって、どこまで自分ができるかを楽しみにして頑張りたいと思います」 <了> |
“真央2世”14歳・宮原が3位!ソチ五輪も視野…全日本フィギュア スポーツ報知 2012年12月24日06時01分 ◆フィギュアスケート 全日本選手権最終日(23日、札幌・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ) 女子フリーを行い、ショートプログラム(SP)2位の浅田真央(22)=中京大=は合計193・56点で2年連続6度目の優勝を飾り、14年ソチ五輪出場枠が決まる来年3月の世界選手権(カナダ・ロンドン)代表に選ばれた。SP5位と出遅れた村上佳菜子(18)=中京大中京高=は2位となり、SP首位の鈴木明子(27)=邦和スポーツランド=は4位。SP3位につけた14歳の宮原知子(関大中)は3位で初の表彰台に上がった。 「真央2世」の呼び声が高い14歳の新星、宮原がフリーで自己ベストの120・36点を出した。高難度のジャンプを組み込み、SPに続いて技術点でトップ。初出場で6位と健闘した昨年を上回り、3位に食い込んだ。「フリーで初めて120点を出して、うれしかったです」。真央、佳菜子のお姉さんと表彰台で肩を並べると、か細い声で「すごく、うれしかったです」と喜んだ。 映画「ロミオとジュリエット」の曲に乗り、真っ赤な衣装で滑走。「ちょっと緊張した」と言いながら、身長143センチの小さな体で軽々とジャンプを跳んだ。高難度のルッツを1つ目のコンビネーションジャンプに入れた3―3回転を冒頭に、後半には3―2―2回転を入れた。筋力トレーニング、バレエ、ヨガも取り入れる熱心な姿勢を見て、恩師の浜田美栄コーチ(53)も「30年間指導してきて、こんな謙虚な選手を見たことがない」と評価する。 もちろん、夢は五輪だ。以前から宮原は「行きたいと思っています」と意識してきた。来春の世界選手権は選考基準を満たしたが、年齢制限の15歳に届かず出場資格がない。06年トリノ五輪出場を巡り、真央は国際連盟が定める「五輪前年の6月30日までに15歳」の年齢制限に87日足りず、代表資格を得られなかった。 98年3月26日生まれの宮原は、ソチ五輪出場に障害はない。「ジャンプ、スピン、ステップ、どれもうまいと言われる選手になりたい」と目標に浅田を挙げた14歳。五輪プレシーズンに期待の新星が現れた。 ◆宮原 知子(みやはら・さとこ)1998年3月26日、京都市上京区生まれ。14歳。米テキサス州に住んでいた4歳の頃にスケートを始める。7歳で帰国後、京都市内のリンクで浜田美栄コーチの指導を受ける。全日本ジュニアには09年から出場し、昨年に初優勝した。趣味は料理、読書。12月のロシア・ソチでのジュニアGPファイナルは5位。143センチ、30キロ。 |
小塚5位に「どうしたらいいのか…」 デイリースポーツ 2012年12月23日 男子フリーで小塚崇彦(トヨタ自動車)はコンディション不良に苦しみ、5位に沈んだ。GPファイナルでは体調不良となり、この日は「僕の口からは絶対に言わない」と明かさなかったが、テーピングを巻くなど右足を痛めていたもようで、ジャンプでミスを連発。世界選手権への出場にも暗雲がたれ込め「自分を信じて最善を尽くしてきたつもりだけど…。この先どうしたらいいのか分からない」と、うちひしがれていた。 スポーツナビ実況 フィギュアスケート:全日本選手権・女子FSより一部抜粋 (足をけがしていたのか?)ねんざをしていて、治りかけるとまたひねっての繰り返しでした。それでズルズルときて、じん帯がもうほとんどない状態です。筋肉をつけて保護していかないといけないと思っています。 |
羽生 来春から早大生に!チャンを「抜かしてやる」 スポニチ 2012年12月24日 06:00 フィギュアスケートの全日本選手権男子で初優勝した羽生結弦(ゆづる、18=東北高)が23日、来春、早大の人間科学部人間情報科学科に進学することを明かした。 カナダ・トロントを拠点にトレーニングしている18歳は通学は難しいため、通信教育課程で学ぶ。「スケートは音や視覚からの情報でだいぶ変わる。今大会も声援で動かされた。体をどうコントロールするか、今後のスケート界の発展に貢献したい」と話した。 来年3月の世界選手権代表にも、順当に選ばれた。同選手権はカナダ・ロンドンで行われるためトロントが拠点の羽生にとっては移動、時差の負担が少ない。自国開催に燃える世界王者・チャンと激突するがファイナルでは羽生が上回った。「ファイナルで1回勝てたし、自信を持ってやりたい。しっかりと演技をして、(チャンを)抜かせるのだったら、抜かしてやる」。昨季の世界選手権は3位だったが、最も輝くメダルを狙っている。 |
大輔「目標は世界チャンピオン チームは1、2、3位と思っている」 スポニチ 2012年12月24日 06:00 世界選手権で3季ぶりの金メダルを目指す男子の高橋大輔が、壮大な野望を口にした。 羽生、無良とともに挑む大舞台。「世界チャンピオンを目標に置きたいし、チームとしても1、2、3位と思っている」と表彰台独占を目標に掲げた。 世界王者・チャンの地元、カナダで開催されるが、「自分自身が会場を一つにするような気持ちで」と好演技を誓っていた。 |
競技への意欲を失った真央 熱意を取り戻したのは姉との“無関係な時間” スポニチ 2012年12月24日 06:51 フィギュアスケート全日本選手権最終日・女子フリーで23日、浅田真央(22=中京大)が1位の130・75点をマーク。演技ラストのジャンプでミスはあったものの、合計を193・56点としてSP2位から逆転。2年連続6度目の優勝を果たした。 昨年12月9日、最愛の母・匡子(きょうこ)さんが48歳の若さで死去。昨季最終戦の世界選手権で6位に沈み、競技への意欲を失った。 「もうスケートをやめたい」――。姉・舞さん(24)は妹の悲痛な叫びを聞いた。でも、何も言わなかった。「頑張っているのを知っているから、“もうちょっと頑張れば”とは言えない」と舞さん。食事、ショッピング、恋愛などのガールズトーク…。滑る熱意を取り戻したのは、競技と無関係の時間を姉妹で一緒に過ごしたから。母がいない喪失感を埋めてくれたのは、やはり家族だった。 最近はやみくもな練習メニューにはブレーキをかける一方で、自己管理の意識を高めている。会場を訪れた姉の舞さんは「カップ麺とか焼き肉が好きというイメージがあるけど、最近は家でも野菜や魚を食べるようにしている」と明かした。(産経ニュースより) ◆姉・舞が応援 真央の姉で元フィギュア選手の浅田舞(24)が、強力な“応援団”として会場に駆けつけた。姉妹は親友のように仲良しで「普段はスケートよりも旅行や恋愛の話が中心」(舞)という。 昨季成績不振に終わり、目標を見失った真央を支えたのも舞だった。オフに真央は「スケートをやめたい」と漏らしたが、舞は「とりあえずリフレッシュしよう」と食事や買い物に連れ出した。山梨で野菜を植えたり、姉と気分転換しながら真央は元気を取り戻した。 舞は年明けから東海テレビでスポーツキャスターに転身し、3月10日の名古屋ウイメンズマラソンにも挑戦する。「真央の方がマラソンに興味があるので、いつか一緒に走りたい」と夢を語った。(スポーツ報知より) |
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Author:石ころ
日々思ったこと、好きなことについて、思いつくままに。今はフィギュアスケートが一番気になるので、それを中心に書いています。リンク・記事の引用はご自由にどうぞ。連絡不要。素人ゆえ間違いもあるので、その点はご了承ください。
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