【ニュース・スポーツ】大失態!採点ミスで織田V取り消し、高橋がトリノへ サンスポ 2005.12.25 真相は“人災”だ。フリー演技では「3回転ジャンプは2種類まで2回行うことができる」と規定されている。織田はこの日の演技で3回転ルッツ2回、3回転トゥーループ2回、3回転ループ2回と、3回転を3種類繰り返してしまった。 ところが、日本連盟が発注したコンピューターのプログラムには、これを自動的にチェックする機能がなかった。国際スケート連盟(ISU)が作成したシステムにはチェック機能があるが、高額なため、購入していなかったという。さらに採点のチェック役のテクニカルコントローラー(城田憲子フィギュア強化部長)が減点を見落とした。日本連盟の見通しの甘さ、まさに人為的なミスにより、起こった“悲劇”。 小野部長は「こういうことは起こりえないと思ってこのシステムを発注していなかった。油断といえば油断。選手に本当に申し訳ない」と平謝りするしかなかった。 これにより、高橋のトリノ五輪代表も確実になった。ポイント争いで1位を保ち、全日本王者の称号も手にしては文句のつけようがない。 とはいえ、逆転裁定を聞いて泣き崩れたという織田の心の傷は一生消えまい。五輪出場をかけた大一番で、日本連盟が犯した罪はあまりに重い |
yahoo知恵袋「2005年全日本選手権の採点ミス発覚について」より一部引用 観戦していた岡崎氏が 『織田選手のスコアが高すぎる。ジャンプは試みた回転数で回転すべき』 と進言したことから問題が発覚 ↓ 初めて事実を知ったジャッジが慌ててISUに国際電話で問い合わせてルールを確認 ↓ 織田選手の3Lzが「3度目2種類目のジャンプを跳んだ」と取消 高橋、織田選手の順位が逆転 ↓ 表彰式を一時中断したが放送時間終了が迫っていたため式は強硬 織田選手、金メダルを手にしてしまう |
2005全日本選手権 女子審判 Technical Controller 平 松 純 子 Technical Specialist 岡 崎 真 Assistant Technical Specialist 天 野 真 SP 3Aなし FS 3A 7.50 + GOE 1.00 = 8.50 3A+1T 7.90 + GOE▲0.20 = 7.70 |
2005全日本選手権 男子審判 Technical Controller 城 田 憲 子 Technical Specialist 天 野 真 Assistant Technical Specialist 細 井 真 人 |
【城田憲子氏問題】「荒川静香の賞金をピンハネしていたスケート連盟の女帝」と疑惑報道 2006年3月 『週刊文春』は最新号(3月23日号)で日本スケート連盟の不透明支出問題を取り上げ、同連盟理事の城田憲子フィギュア強化部長(59・立教大学心理学科卒)にまつわる様々な疑惑を報じている。 かつてアイスダンスの選手だった城田部長は現役引退後、1995年に同連盟の理事に就任した。 あるスポーツライターは、城田部長が選手時代から親交を深めていた人物こそ、今回の不正支出で名前の挙がった久永勝一郎・同連盟元会長だったと同誌で指摘している。「久永氏の寵愛を受けた城田部長は瞬く間に出世し、元会長を後ろ盾に、連盟で圧倒的な力をふるうようになった」とも語った。 また同誌は、連盟が不透明支出に伴う赤字補填のため、国際大会で賞金を獲得した選手に対して経費徴収と称した「ピンハネ」を行っていたと報じ、その統括責任者が城田部長だったとしている。この「ピンハネ」を巡っては、トリノ五輪の金メダリスト・荒川静香選手(24)のサイドともトラブルがあったという。連盟が強化費用の追加負担を求め、荒川選手へ支払われるグランプリシリーズの賞金からいきなり経費を徴収しようとし、同選手側が猛反発した、と同誌は報じている。 荒川選手の母・佐知さんは取材に対し、城田部長とのトラブルについてはコメントを避けたが、経費徴収の方法にある時期から変化があったことを認めている。 渦中の城田部長は一連の「ピンハネ」疑惑について、事務局がやることで自分は把握していないと回答。荒川選手サイドとのトラブルについては、「荒川が払わなければいけない分と日本スケート連盟が払わなければいけない分がありまして、選手の親御さんたちはなるべくなら払いたくないじゃないですか」と説明したうえで、「荒川選手の場合はずいぶん(連盟が)出しているんですけど」と追加徴収の正当性を主張した。 (ブルーベリーうどん) “女帝”城田部長の超リッチ生活、14年前から君臨 スケート連盟不正支出疑惑 ZAKZAK 2006.03.16 荒川静香選手(24)の金メダル獲得後、急浮上した「日本スケート連盟」の不透明な資金支出問題。連盟の久永勝一郎元会長(74)の会社が関与していたことが判明しているが、城田憲子・フィギュア強化部長(59)も役員として名を連ねていた。城田氏は荒川選手らを見いだし、スケート界の“女帝”とも評される。久永-城田ラインの蜜月がささやかれる中「問題発覚は反対派による城田降ろしだ」との声も。何やら内紛勃発の気配も出ている。 関係者によると、久永会長が平成10年、連盟の国際事業委員会を自身の経営する会社に移し、その事務所使用料として月25万円、総額1700万円が連盟から会社側に支払われた。国際大会などでも不透明な資金管理を行い、15年までの3年間で1億5000万円の赤字を出し久永氏の会社は連盟の国際行事記念品などの納入を請け負って転売益を得ていた。久永氏は事実をすべて認めたが、「不正ではない」と強調した。連盟関係者には「久永-城田ラインを変えるため、連盟内の反対派がリークした」との歓迎ムードが広がっている。 元アイスダンス全日本チャンピオンの城田氏は現役引退後、4年のアルベールビル五輪の時代から、フィギュアの強化に携わり、7年に連盟の理事に就任した。久永氏とは、城田氏の自宅の近所で家族も交えて食事するほどの親しい関係で、城田氏は順調に出世。4年に始めた「全国有望新人発掘合宿」の1期生、荒川選手の活躍で、栄華の頂点を極めている。 連盟内に城田氏の敵が多いのは確かなようだ。ある理事は「選手のコーチや練習場所も自分で決め、時には選手の進路にまで口を出す。意に沿わない記事を書いた記者には電話をかけて抗議、気に入らないメディアはすぐに出入り禁止にする」と証言する。元選手もこう切って捨てる。「飛行機で遠征する際、選手はエコノミークラスなのに、久永氏や城田氏はファーストクラス。派遣費用の一部も選手に負担させることもあった」 西武池袋線東長崎駅近くにある自宅に城田氏を訪ね、家人に取材を申し込んだが、16日までに返答はなかった。 近所の男性は「だんなさんはおとなしい方です」と話す。夫は医師で、都内で人工透析や美容整形を中心に内科、外科など幅広く手掛ける病院を経営する。 別の知人によると、城田氏は家にもほとんど帰らず、フィギュアの仕事に没頭していた。家事の一部は家政婦に任せていたようだ。夫は朝6時からの早朝診療だけでなく、休日も出勤していた。元患者は「先生は『10年以上休んでないよ』とボヤいていた。日曜の朝に、近くのコンビニでパンを買う姿を見ると切なくなる」と話した。 生活はリッチそのもの。車はベンツやジャガーなど高級車を数台所有。「娘と一緒に近くのブティックで、夫のカードを使って月平均100万円、多いときは200万円買い物していたこともある」(知人)。この知人が不正支出疑惑について聞くと、「名義を貸しただけ。ウチには金があるから、するわけないでしょ」と否定していたという。7階建ての自宅兼病院を建てる際、日照権をめぐって近所ともめ、この際も、城田氏から夫への“指示”で決着した。知人によると、城田氏の夫と近所の住人が自宅の玄関で話し合っていると、帰宅した城田氏が「違法じゃないんだから、話し合う必要なんてないのよ」と夫に入れ知恵し、話し合いは打ち切られたという。 スケート連盟にたれ込めるドロドロ劇。“逆イナバウアー”でおわびすることにならなければいいが…。 元記事=http://www.zakzak.co.jp/top/2006_03/t2006031621.html 久永元会長ら逮捕=580万円背任容疑-スケート連盟不正経理・警視庁(時事通信) 時事ドットコム 2006.10.03 18:44 日本スケート連盟(東京都渋谷区)の不正経理問題で、警視庁捜査2課などは3日、取引先への支払いを水増しして約580万円を不正に支出し、連盟に損害を与えたとして、背任容疑で元会長久永勝一郎容疑者(75)=練馬区富士見台=ら3人を逮捕、連盟など関係先約20カ所を家宅捜索した。 久永容疑者は「水増し請求させ、捻出(ねんしゅつ)した金を受け取ったことは間違いない」などと供述。3人とも容疑を認めているという。 今年3月に発覚した同連盟の一連の不正経理問題は、トップと側近の刑事責任が問われる事態となった。 同課などは、久永容疑者らが同様の手口でつくった裏金は、2004年までの約4年間で約4000万円に上るとみて、使途などを追及する。 ほかに逮捕されたのは、元同連盟専務理事の松本充雄(69)=長野県諏訪市大手=と、渋谷区の旅行会社「フロントライン」役員中林篤治(56)=横浜市神奈川区片倉=の両容疑者。 元記事=http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=soc_30&k=2006100300637(リンク切れ) スケート連盟裏金事件 肝心の女帝が海外逃亡 [ゲンダイ] ゲンダイ 2006年10月4日 スケート界の“ドン”がついに捕まった。日本スケート連盟元会長・久永勝一郎(75)は、側近らと共謀して6年間で6000万円の裏金を作っていた悪党だが、そういえば、あの「女帝」はどうなったのか――。 連盟トップと側近の逮捕で、改めて注目されるのが“連盟の女帝”こと城田憲子・元強化部長(59)だ。 フィギュア選手の育成から大会選考までを掌握し、安藤美姫を猫かわいがりしていたことで知られる。不正経理発覚で6月に引責辞任したが、彼女の身にも捜査のメスは及んでいた。 「きのう(3日)、東京・練馬区にある城田氏の自宅にも捜査員4人が訪れました。任意同行を求めるためです。ところが本人は不在で、応対した家人によると城田氏は単身カナダに渡っているようです」(捜査事情通) ホトボリが冷めるまで“国外逃亡”するつもりだったのか。城田氏には疑惑がゾロゾロある。 久永は自分が経営する会社の家賃を連盟のカネで支払っていた。城田氏はそのマンションの名義人で、会社設立時には筆頭株主として配当金まで受け取っていた。 「海外遠征時には、久永はいつも豪華なスイートルームに泊まっていました。そして夜になると城田氏も一緒に、部屋でお酒のグラスを傾けるのです」(連盟関係者) アイスショーで得た利益330万円を連盟に報告せず、手元に保管していたことも発覚しているから、久永とともに裏金作りをしていた可能性も指摘されている。 「城田さんの夫は開業医ですが、一連の騒動で病院の評判はガタ落ち。さらに騒動の前後から、結婚して家を出たはずの娘さんや息子さんを自宅周辺で見かけるようになりました。母親を心配して、戻ってきたのかもしれません」(近隣住民) 城田氏は捜査対象のひとりだけにいつまでも逃げおおせるわけではない。スケートの女帝も最後は着地失敗……。 【2006年10月4日掲載】 元記事=http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2540752/detail?rd(リンク切れ) 【フィギュアスケート】織田、村主らによる異例の“城田復帰”直訴が実る スポニチ 2009.01.21 日本スケート連盟にとって、約2年半前の不正経理問題で大きくイメージダウンした人物の国際大会派遣を認める決断は簡単ではなかった。城田元強化部長は刑事罰に問われておらず、昨年2月に活動自粛を解かれてからは個人資格で国際大会のジャッジも務めていたが、今回は強化現場への復帰で意味合いが異なる。 伊東秀仁フィギュア委員長によると、1年後に迫った五輪でメダル獲得を狙う男子の織田、女子の村主章枝(avex)らが、城田元強化部長のスタッフ入りを直訴した事実が背景にある。 伊東委員長は「過去の実績があり、織田や村主の復活の支えになってきた」と説明した。前回のトリノ五輪まで3大会連続でフィギュアの監督を務め、トリノで金メダルに輝いた荒川静香も育てた元強化部長に代わる人材が育っていないことも大きな要因だ。 林泰章会長代行は「世論もある。結果が駄目ならたたかれることは百も承知。ただ、選手が直訴してきたことは過去になく、五輪も見据えて選手が最高の演技をするため、連盟としては重く受け止める必要があった」と打ち明けた。組織としての体裁よりも現場の意見を優先し、不退転の決意で五輪に臨むことになる。 元記事=http://www.sponichi.co.jp/sports/flash/KFullFlash20090121096.html(リンク切れ) 【フィギュア】元フィギュア強化部長「城田憲子」氏が役職復帰へ スケート連盟の支援役員で 産経ニュース 2009.01.21 02:30 城田憲子・元フィギュア強化部長 日本スケート連盟の不正経理事件で理事を引責辞任し、公的活動を自粛していた城田憲子・元フィギュア強化部長(62)が10年バンクーバー冬季五輪出場枠が懸かる3月の世界選手権などの支援スタッフとして復帰することが20日、分かった。複数の代表選手が城田元強化部長の支援を要請したためで、2月の四大陸選手権への同行が公的復帰となる見通し。 元記事=http://sankei.jp.msn.com/sports/other/090121/oth0901210236000-n1.htm(リンク切れ) |
公益財団法人日本スケート連盟 役員・委員及び職員倫理規定(PDFファイル)より一部抜粋 (目 的) 第1条 この規程は、公益財団法人日本スケート連盟(以下「本連盟」という。)の役員、事業委員会委員及び職員(以下「役・委員・職員」という。)の倫理に関する基本となるべき事項を定めることにより、本連盟の目的、事業執行の公正さに対する国民の疑惑や不信を招くような行為の防止を図り、もって本連盟に対する社会的な信頼を確保することを目的とする。 (役・委員・職員の遵守事項) 第4条 本連盟の名誉信用を著しく毀損する行為をしてはならない。 2 暴力、セクシャルハラスメント、及びドーピング等薬物乱用などの行為を絶対に行ってはならない。 3 個人の名誉を重んじ、プライバシーに配慮しなければならない。 4 日常の行動について公私の別を明らかにし、職務やその地位を利用して自己の利益を図ることや斡旋・強要をしてはならない。 5 補助金、助成金、その他の会計処理に関し、公益法人会計基準に基づく適正な処理を行い、不適切な支出、受領や他の目的の流用等不正行為を行ってはならない。 6 自らの社会的立場を認識して、常に自らを厳しく律し、本連盟の信頼を確保するよう責任ある行動をとらなければならない。 7 プライバシー(個人的人権・個人的情報)の保護に関して、十分配慮すること。 (役・委員・職員がこの規程に違反した揚合の対処等) 第7条 役員及び委員に、この規程に違反する行為を行ったおそれがあると認められる場合は、管理責任者(担当専務理事)は直ちに調査を開始し、調査の結果、当該役員・委員・職員がこの規定に違反する行為があったと認められる場合においては、会長は倫理委員会の意見を聴取したうえで、登録競技者は寄附行為細則31条に基き、登録競技者以外については倫理委員会で審査し必要な処置をとるものとする。 2 職員に関する対処は、倫理委員会の意見を聴取したうえで会長は理事会の承認を得て第4条の遵守事項の違反又は職務怠慢等の程度により、戒告、減給、停職及び免職の処置をとるものとする。 |
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Author:石ころ
日々思ったこと、好きなことについて、思いつくままに。今はフィギュアスケートが一番気になるので、それを中心に書いています。リンク・記事の引用はご自由にどうぞ。連絡不要。素人ゆえ間違いもあるので、その点はご了承ください。
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