ぼちぼち生きてます

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全日本女子の感想&採点システムの不思議

全日本女子、浅田選手以外の選手です。
ジュニアの選手は、初めて取り上げるので、日本スケート連盟(JSU)強化選手のプロフィールも。

安藤美姫
SP・FSとも-(マイナス)がひとつもないきれいな採点表でした。  
グランプリシリーズもFSはずっといい演技だった割に120点くらいで、
なかなか点は出ないもんだなぁ、と思ってましたが、この137点はちょっとびっくり。

村上佳菜子
SPで2A→1Aになった以外は、ほぼノーミス。
フリーでは目標にしてた「ノーミスの演技」ができて、よかったですね。
3T-3TのGOEは、SP+1.68、FS+1.40と、高く評価されてます。
これについての所感を、あとで書いてみたいと思います。

鈴木明子
グランプリシリーズでは、これはいい!と思った演技でも点が出ず、気の毒でした。
正直言うと、この全日本では、鈴木明子選手がノーミスだったら、
彼女に優勝してもらいたいと思っていたのです。
点数にしても、マスコミの扱いにしても、何か変な力で抑えられてるようで…。
選手が頑張っていい演技をしたら、ちゃんと評価されてほしいな~と。

村主章枝
今シーズン、一番の演技だったと思いました。
でも採点表を見ると、3回跳んだ3Lzが全てe(エッジエラー)が取られてるんですね。
これで1点弱の減点になるんでしょうか。
そもそも正しいエッジ、悪いエッジって意味がよくわからない私です。
踏み切りのときの傾き加減は人それぞれの個性というわけにはいかないんでしょうか。
(素人丸出しですが・汗)

庄司理紗
パッと見が真央ちゃんに似てると思ってた庄司理紗選手。
SPの化粧がかなり濃いのは、タンゴのイメージを強調するためかな?
素顔のほうがきれいな、正統派美人さんですね。性格もよさそう。
世界ジュニア優勝も納得の安定した選手だと思いました。

Snap26.jpg

大庭雅(おおば みやび)
そしてジュニアで一番気になってるのが、この大庭雅選手。
力みのないジャンプはお見事。失敗するというイメージがないんでしょうね。
ジュニアの頃の真央ちゃんのジャンプを喚起させられました。
ステップの尻餅はご愛嬌(笑)
なんかこの選手の演技が全体的に好きだと思いました。見てると気持ちいい感じ。
ワタクシ的に今後の成長が楽しみな選手なのです。

Snap25.jpg



表彰台に乗った3人の写真。
なんか、いいですね~この和やかな空気。
どの選手もみんな精一杯頑張ってる。
曇りのない笑顔は、見ていても清清しいものです。

2010全日本15

安藤美姫選手の後姿がセクシー(笑)
2010全日本14

この2人の雰囲気が素敵。
2010全日本13



安藤美姫 SP ♪映画『ミッション』より 振付:ニコライ・モロゾフ


安藤美姫 FS ♪ピアノ協奏曲 イ短調 振付:ニコライ・モロゾフ


村上佳菜子 SP ♪ジャンピング・ジャック 振付:樋口美穂子


村上佳菜子 FS ♪映画『マスク・オブ・ゾロ』より 振付:樋口美穂子


鈴木明子 SP ♪ジェラシー 振付:宮本賢二


鈴木明子 FS ♪屋根の上のヴァイオリン弾き 振付:パスカーレ・カメレンゴ


村主章枝 SP ♪アルビノーニのアダージョ 振付:ローリー・ニコル


村主章枝 FS ♪映画『アレキサンダー』よりバゴアスの舞い 振付:バフタン・ムルバニゼ


庄司理紗 SP ♪リベルタンゴ 振付:宮本賢二


庄司理紗 フリー ♪イルマーレ、サイダーハウス・ルールより 振付:重松直樹


大庭雅 SP ♪リバティー・ファンファーレ


大庭雅 FS ♪ダッタン人の踊り




全日本選手権2010公式結果

総合順位
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ショート
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フリー
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今の採点方法では、ジャンプの進化がないといわれています。
バンクーバーでは、大技を持つ浅田選手とプルシェンコが銀メダル。
大技を入れず、比較的簡単なジャンプで加点を取るキムヨナとライサチェックが金メダル。

その頃は、具体的に採点表を見たりはしていなかったので、実感がありませんでしたが、
今回、初めてまともに採点表とにらめっこ(笑)して、気づいたこと(いまさらですが)。

3T-3Tの基礎点8.20+GOE1.689.88
3A基礎点は8.50

3回転の中でも一番簡単とされる3Tを2回飛んでGOEがよいと、
女子では1人しか飛べない3Aの基礎点を軽く越えてしまうんですね。

浅田選手が3Aで得た点数は、SP8.10、FS5.40
SPは認定されたもののGOE▲0.60
FSはアンダーローテーションの上にGOE▲0.40

3Aって、そもそも女子で跳べるだけで凄い。
それなのに、跳べたけど見栄えが悪いからとマイナス。

簡単なジャンプは、余裕を持って着地できるから、きれいで当然。
当然なのに、見栄えがいいからと、さらに加点される。


点数を稼ぎたいなら、難しいジャンプには挑戦せずに、
簡単なジャンプを完璧にするほうが近道だということがわかりました。

…確かに、高度な技に挑戦するのは無駄だと思うのは仕方ないかも。

実際に選手が「必要ないから(男子は4回転、女子は3Aを)跳ばない」
と明言した記事はいくつか目にしたことがあります。
でも同時にさびしい気持ちがしたのも覚えてます。

こんな理不尽な採点システムの中、
高得点を出すことより、高難度のジャンプを跳ぶことにこだわる真央ちゃん。
真央ちゃんの敵は、まわりの選手ではなく、自分自身なんでしょうね。

初めて3Aを跳んだ頃から20cm近く身長も伸びたと聞きます。
体型変化にも負けず跳び続けた3A。
昨シーズン、3Aが跳べないと泣きながら、全日本・バンクーバーでは取り戻した3A。
今シーズン、全てのジャンプがまだ仕上がらない中、全日本で決めた3A。

こんなに長い期間、3Aを飛び続けられる選手は、他にいないのでは…?
まさに真央ちゃんの代名詞。

以前も書きましたが、3Aは跳べただけで加点するくらいでもいいと思う。

思い出しただけでも不愉快なのが、バンクーバーのジャッジは、
浅田選手が3A跳んだにもかかわらず、
「3A跳んだの。あ、そう。」
という程度にしか評価しなかったと言われていることです。

ジャッジは難しいジャンプよりも、きれいなジャンプにしか興味がないんですね。

この採点は、一体誰が得をするのでしょう。


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  1. 2010/12/30(木) 02:50:29|
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真央ちゃん、あなたは凄い!

真央ちゃん、よかった!頑張った! ( ;∀;) カンドーシタ

全日本直前に「トリプリアクセル封印か…」というニュースを知ったときは衝撃でした。

これまでずっと3Aにこだわり、自分の代名詞とも言っていた真央ちゃん。
どんなにリスクがあろうと、難度のわりに見返りが少ないと言われようと、挑戦してきた。

それを「封印」まで考えるとしたら…

こだわりを捨ててまで、手堅い技で表彰台を目指す。
それほどまでに世界選手権を目指す気持ちが強いのか、とも感じました。
どこかで、でもそれは真央ちゃんの流儀じゃないだろう…とも感じました。

でも、これは真央ちゃん自身が決めること。
さんざん悩んだ結果、苦渋の選択なんだろうと。

でも…!

やっぱり真央ちゃん、男前(笑)
トリプルアクセル、挑んできましたね~!

全日本選手権の間、いーっぱい書きたいことはあるんですが、
収集がつかないので(笑)今日は真央ちゃんについてのみの特集です。

動画と、インタビューをまとめました。



浅田真央 SP ♪タンゴ 振付:タチアナ・タラソワ



浅田真央 フリー ♪愛の夢 振付:ローリー・ニコル



浅田真央 EX ♪バラード一番 振付;タチアナ・タラソワ



■SP直前の決断

6分間練習で3回転半を2度成功。一汗かいた後、浅田は控室で考え抜いて、
佐藤コーチに「トリプルアクセルを入れたい」と伝えた。

それを聞いた佐藤コーチは「えらいことになったと思った」と苦笑い。

「練習でパーフェクトに出来たのは1度か2度。
 定石なら(3回転半は)控えないといけないと思う。
 けど、本人の気持ちが盛り上がる方向にいかないといけない」


と佐藤コーチ。浅田の頑固さに根負けした形だ。

■SP後のインタビュー

「やっといい演技ができた。本当にうれしかった。
 調子は良かったので、自分を信じて跳んだ。
 フリーがあるし、まだ終わったわけじゃない。
 いい演技で、笑顔で終わりたい」


「(浅田は)しぶといというか根性がある。
 出来はすごく良かった。スケートも流れるようになってきた。」


■FS後のインタビュー

「大きな山を乗り越えた。
 きょうはいけそうだなと思えた。
 やったというより、ほっとしたという感じ。
 積み上げたものが、ようやく出せた。
 まだ自分は強くなっていく」


「根性の浅田ですね。舌を巻く。
 もっと時間が必要と思っていたので、これだけできて大変な驚き。
 気持ちが吹っ切れたのかな。本当によくやった」

「完成型を目指して、まだ入口。1年、2年をかけて一歩一歩やっていかないと」


■EX前会見

「でも、世界選手権では三兎を追うのを先生も推してくれました」
「世界選手権では(トリプルアクセルをSP1度、フリー2度で)『三兎』追いたい」




トリプルアクセルに挑んで、見事着地したその瞬間から、
このシーズン苦しんできた状況から流れが変わりましたね!

ここ最近は、笑顔を失くしてしまっていた真央ちゃんを見るのは辛かったですが、
この大会では、たくさんの人たちのたくさんの笑顔が溢れました。

こうやって演技を見直していても、素敵な表情、瞬間がたくさんあって、
ついついいつもより多く画面をキャプチャーしてしまいました(笑)

ジャンプが決まったあとの、「跳べたヽ(・∀・。)ノ」という笑顔。
ジャンプの成功に後押しされてぐんぐん伸びるステップでの笑顔。
ミスなく仕上げて天を仰ぐポーズの笑顔。
演技終了まで待ちきれず立ち上がる観客のスタンディングオベーションの笑顔。
演技に拍手を送る佐藤コーチの笑顔。
佐藤コーチと抱き合い、交わす笑顔。
インタビューに答える笑顔。

どの表情もすばらしい。
前を向いて真剣に努力した人の、リアルな充実感が溢れてる。
演技ではなく、ありのままの天然の笑顔。
これがほんとの表現力というんじゃないだろうか、と思いました。

ただ見てるだけなのに、心の中の汚いものが浄化されていくような感覚を覚えました。

真央ちゃん、あなたは凄い!
こんな姿を見せられると、ますます応援せずにはいられません。


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今日はまず真央ちゃんのことについて書きました。
明日からは、いろんな選手の演技を振り返ることもしたいし、
大会中に溢れたニュースなどから感じたことも、どんどん書きたいと思います。


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関連記事
  1. 2010/12/28(火) 03:33:42|
  2. 真央ちゃんへ|
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「真央に復活祈願の面々…フジ、スポンサー、CM関係者」に思う。

昨日、こんなニュースが配信されました。


真央に復活祈願の面々…フジ、スポンサー、CM関係者
2010.12.22 zakzak

絶大な人気を誇る浅田の復活を関係者は祈るような思いで見つめる(共同)【拡大】

 24日に長野市で開幕するフィギュアスケートの全日本選手権で、浅田真央(20)=中京大=の復活を願うのはファンだけではない。バンクーバー冬季五輪の銀メダリストは今季、極度の不振。出遅れている代表選考で巻き返し、2連覇が懸かる世界選手権(来年3月・東京)の出場切符を手にできるのか。

 「世界選手権を放送するフジテレビは祈るような気分だろう」と日本スケート連盟関係者は語る。国際スケート連盟と4年間の放送権契約を結ぶフジテレビ関係者は、「フィギュアこそがドル箱」と断言する。中でも4年ぶりに日本で開催される世界選手権は契約の目玉となる大会で、国民的ヒロインの浅田には主役が期待される。

 先のGPファイナルを放送したテレビ朝日の担当者は「村上佳菜子(中京大中京高)の活躍で視聴率は高かった。しかし、お茶の間での好感度がトップクラスの浅田は数字を左右する。不在となれば(視聴率に)影響がないわけがない」と話す。

 女子で3枠の世界選手権代表は今季の成績だけでなく、直近3シーズンの結果を反映する世界ランキングも考慮して決めることになっている。しかし、最近になって連盟の橋本聖子会長が「(浅田の)実績は素晴らしいが、今季の成績が一番大事。周りが納得するようにやらないと難しい」と発言。選考で浅田を特別扱いすべきでないとの見解を示した。

 代表発表は26日。フジテレビのみならず、世界選手権のスポンサーで、浅田をテレビCMなどに起用するオリンパス、佐藤製薬、花王の3社にとっても、手に汗握る大一番となりそうだ。

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実は私も、最近の浅田選手に対するマスコミの報道姿勢について、
薄気味悪いものを感じていたんですよね。

これまで何度も取り上げてきたように、マスコミの浅田選手の扱いはひどいものでした。
それがここ数ヶ月、浅田選手が勝てなくなってからは、逆に擁護するような言葉が目立ちます。

まぁ、頑張ってる選手を叩くよりは、
応援してくれるほうがいいよな~
(でもなんで急に?気持ち悪い)

と思っていたんですが、この記事を読んで、納得しました。

浅田選手の調子が悪いと、世界選手権の放送権を持つフジの視聴率や、
世界選手権のスポンサーにも影響があるというからくりですね。

私が感じていた薄気味悪さは、選手本人への純粋な応援ではなく、
自分たちの立場・視聴率・金銭的な危機感からくる応援だからということですね。

でも、フジの視聴率は知ったこちゃあないんですが(笑)
スポンサー(花王・オリンパス・佐藤製薬)の方々は心配しなくてもいいと思うんです。

浅田選手が不調であっても、浅田選手を応援するファンは応援をやめません。
浅田選手が不調だから花王・オリンパス・佐藤製薬は応援しない…そんなことはあり得ません。

逆に、浅田選手が不調であっても、その姿勢を応援してくれるスポンサーに、
ファンは共感し、ストナもアジエンスもμToughも手にとってみると思うのです。

選手が不調なだけでCMを即打ち切るような企業は、不買運動にあっても自業自得です。
選手を商品のように捉えているからそんな冷たい仕打ちができるのでしょう。

心あたたまるスポンサー様のサイト・CMをご紹介します。

■浅田選手を応援するスポンサー様の公式サイトへのリンク


佐藤製薬 ストナ公式サイト

すとな1

2010-2011 シーズン 真央ちゃんの試合レポート

2010-2011のシーズン中に行われる選手権のレポートをお送りします。
NHK杯国際フィギュアスケート競技大会 (2010.10.22-10.24)

2010年10月22日から愛知県名古屋市の日本ガイシアリーナで、NHK杯 国際フィギュアスケートが開催されました。
今期最初の試合のこのNHK杯は、真央ちゃんの出身地である名古屋での開催ということもあり、ファンも真央ちゃんも一段と熱が入っていました。
22日に行われたショートプログラムでは、47・95点。と8位と出遅れ、23日に行われたフリープログラムでは85・45点と、ジャンプがきまらず、合計133・40点の8位で終わりました。

今シーズンは新たに就任した佐藤信夫コーチとともに、オリンピックで点数が伸びなかったジャンプの改造を一から始めている真央ちゃん。このNHK杯ではまだ調整中で、なかなかジャンプが決まらず、点数も伸び悩んだ結果に終わりました。
それでも細かいステップやスピンなどでは真央ちゃんらしい優美さで、演技構成点56・22と全12選手中2位の高得点を獲得!ジャンプがとべるようになれば、技術点があがり真央ちゃんの本来の演技に戻ると思います。

昨シーズンでも、序盤で不調気味だったけど、後半に盛り返して五輪で銀メダルを獲得した真央ちゃんだからこそ、今後の試合に期待!
浅田真央選手をストナ・ストナリニは応援しています。



花王 ASIENCE公式サイト

あじえんす1

08-12/03~ 浅田真央「髪が決意の表れ」篇  使用楽曲:タイトル不明
09-10/17~ 浅田真央「輝き続けるために」篇 使用楽曲:「Birthday」By:阿部芙蓉美
10-09/29~ 浅田真央「しなやかに奏でる」篇 使用楽曲:「S.H.E.」ピアノソロバージョン



オリンパス Mai&Maoチャンネル

おりんぱす12

2006 ミラクルμ・μ750アイスピンク
2007 μ830プレミアムカラー
2008 μ1020チャンピオンローズ
2009 μ7000 μ9000
2010 μタフ


■浅田選手を応援するスポンサー様のCM

いいなCM 佐藤製薬 ストナ 浅田真央 「真央ちゃん登場」篇


08-12/03~09-04/19 アジエンス「髪が決意の表れ」篇 使用楽曲:タイトル不明


09-10/17~ アジエンス「輝き続けるために」篇 30秒 使用楽曲:「Birthday」


10-09/29~ アジエンス「しなやかに奏でる」篇 使用楽曲:「S.H.E.」


浅田真央(mao asada) 新アジエンスCM メイキング篇


オリンパス μ-9000 & μ-7000


オリンパス μ-780


オリンパス μTough 研究所 case1 衝撃にもタフい!


どのCMも、浅田選手の美しさ・燐とした姿勢・清潔感溢れる健康美・親しみやすさを、
好意的なまなざしで生かし、最大限にその魅力を伝えてくれてると思います。

選手と企業の信頼関係が、簡単に壊れてしまわないことを祈ります。

フジとはそもそも相思相愛の信頼関係はないと思われますので、
フジ他のマスコミは、祈るしかないんでしょう。

上の世界選手権スポンサーのオリンパス・花王・佐藤製薬の姿勢と違うのがロッテ。
ロッテには、選手への愛情が感じられません。

新聞

ちなみに私はこの写真がお気に入りです。

おりんぱす壁紙1_convert_20101223173027

選手への愛情がないと、こんな可愛らしい写真も取れませんよね(笑)


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関連記事
  1. 2010/12/23(木) 18:49:34|
  2. 浅田真央を取り巻く環境|
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なぜ浅田真央はぼくの胸を打つのか

作家の岩崎夏海(いわさきなつみ)氏が、浅田選手についての連載を始めました。

たくさんの方が、すでにこの記事を紹介されてますが、
素晴らしい内容なので、ぜひ私のブログにも残しておきたいと思います。

リンクはこちら↓
なぜ浅田真央はぼくの胸を打つのか(日経ビジネスONLINE)


著者プロフィール
岩崎 夏海(いわさき・なつみ)
なぜ真央2
岩崎 夏海作家。1968年(昭和43年)東京都生まれ。東京芸術大学美術学部建築科卒。放送作家等を経て、09年、小説『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(通称『もしドラ』・ダイヤモンド社)を執筆。ベストセラーになる。また近著には、『甲子園だけが高校野球ではない』(廣済堂出版)。『もしドラ』は、電子書籍、オーディオブック、マンガ、アニメ、映画など、さまざまなメディアへと展開。また11年には、3冊の本を出すことが予定されている。テレビ番組の制作などをする株式会社吉田正樹事務所に所属し、お笑い学校の講師など、執筆以外の活動にも取り組んでいる。



なぜ真央
2010年12月20日(月)

パリで浅田真央さんは「私はスケートが好きなんです」と言った

 浅田真央さんの本を書くことになった。

 これは、真央さん本人を初め、さまざまな方々のご協力のもとにスタートした企画である。
 もともとは、出版社の編集者の方(ここでは仮にAさんとする)が、ぼくのもとを訪ねてきてくれたことがきっかけだった。Aさんは、今年初め、後にベストセラーとなるぼくの著書『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(以下『もしドラ』)がまだ出たばかりの頃に、「これは素晴らしい本だ」と評価してくださり、「これに類する本をうちでも書いてくれないか」という提案を携えられ、会いにきてくれた。

 しかしながら、ぼくはこれを丁重にお断りした。なぜなら、『もしドラ』に類する本は書かないと、もうすでに決めていたからだ。同時に、次に出す本は「自分が興味のあることを取りあげたドキュメンタリーにしたい」という思いもあった。だから、そのことを率直に申しあげると、Aさんは、「では何に興味があるのですか?」と聞いてきた。そこでぼくは、こうお答えしたのだ。
 「任天堂と、浅田真央さんです」

なぜ真央3
グランプリシリーズのパリ大会に出場した浅田真央さん

 任天堂に興味があったのは、ぼくの本業がエンターテインメント制作であることから、「世界で最も成功したエンターテインメント企業であるところの任天堂」に興味があったのと、マネジメントをテーマにした本を書いたことから、「エンターテインメントを組織で作るとはどいうことか」を取材したいと思ったのだ。

 一方、浅田真央さんは、これは自分でもよく分からない、漠然とした興味からだった。
 この時はまだ、バンクーバーオリンピック(2010年2月)は開催されていなかったが、真央さんは女子フィギュアスケートのメダル候補であったし、それ以前に国民的な人気者だったので、当たり前のように知っていた。

 しかし一方で、ぼく自身があまりフィギュアスケートに詳しくないということもあって、よく知らない存在でもあった。彼女を見るのはテレビの中継とニュース(たまにドキュメンタリー)に限られていて、だから彼女がその世界ではどのような存在で、また彼女自身がどういう人間かというのも、ほとんど知らなかったのである。



ぼくは浅田真央さんに興味があった

 この「知らなかった」ということが、彼女に興味を持った理由の一つかも知れなかった。ぼくは、中継やニュースで彼女を見る時には、いつもその演技や言動に引きつけられた。しかし一方では、なぜそれほど引きつけられるのかが分からなかった。だから、彼女の魅力や人となりといった情報を、いつでも欲していた。

 しかしそれらは、中継やニュースを見ている限りでは、得ることができなかった。なぜなら、中継やニュースでは、常に真央さんの点数や順位、あるいはライバルとの関係ばかりに焦点が当てられ、肝心の魅力や人となりといったものには、ほとんど触れられなかったからだ。

 だから、真央さんの報道に触れる時は、いつももやもやとした不満を抱かされていたのだが、さりとてそれを解消する手段も持ち合わせいなかったから、それらはいつしか、心の底に澱のように沈殿するようになっていたのである。

 その積もり積もったものが、Aさんから「何に興味があるのですか」と聞かれた時に、思わず出たのだ。そうしてぼくは、自分に気づかされた。
 「あ、ぼくは、浅田真央さんに興味があったのだ!」

 その後、バンクーバーオリンピックが開催された。ぼくは、予備知識をほとんど持たないままに生中継を見たのだが、フィギュアスケートは日中に放送していたので、ショートプログラムもフリーも、会社のテレビで見た。

 そこでぼくは、思わず叫んだ。
 「すごい!」

 当時、一緒に見ていた同僚が証人になってくれると思うのだが、ぼくはショートプログラムもフリーの時も、真央さんの番となると画面に釘付けになり、滑ってる間はすごいすごいと連発しながら、その演技に夢中になっていた。

 そうして、フリーが終わり、真央さんの天を見上げる顔が大写しになった瞬間、ぼくは心を貫かれた。
 「これは……」

 真央さんは、喜びと悲しみ、希望と絶望がない交ぜになった、何とも言えない表情で天を見上げていた。やがて視線を下に落とすと、やれやれといった表情で両の手を腰に当て、リンクの中央に大儀そうに移動すると、観客の声援に笑顔で応えたのだった。

 その一挙手一投足に、何とも言えない風情が漂っていた。その佇まいに、何とも言えない貫禄が備わっていた。真央さんのその顔は、心の深いところにまで降りていき、そこにあるものを見聞きしてきた人間のそれだった。その過程で、人間としての見栄や体面といったものが全て削ぎ落とされ、魂が剥き出しになった時の、作り物ではない、本当の顔だった。

 それでぼくは、年来の疑問が少しだけ解けたことを知ったのだった。
 「ぼくは、浅田真央さんに人間の本当の顔を見たのだ。その顔に興味を持ち、なぜそうした顔ができるのかを知りたいと思った。だから、興味を抱いたのだ」

 その後、前述したようにさまざまな方々のご協力、ご厚意があり、浅田真央さんの本を書かせて頂くこととなった。
 その取材の手始めとして、名古屋でのNHK杯(10月22~24日)を観戦した。また今回、パリでのエリック・ボンパール杯(11月26日~28日)を取材し、その取材記を、ここに書かせて頂くことになった。
 


スケート選手が「転ぶ」ということの意味

 前置きが長くなったが、ここからがパリの浅田真央さん取材記である。
 ぼくは、ショートプログラムが開催された日、つまり2010年11月26日の金曜日に、エリック・ボンパール杯が行われたパリのベルシー体育館へと赴いた。

なぜ真央4
グランプリシリーズのパリ大会会場となったベルシー体育館

 このベルシーというところは、パリ中心部からは地下鉄で15分ほど下ったところにあり、東京でいえば汐留みたいな場所だった。近隣には古い建物と新しい建物が混在し、ビレッジと呼ばれるSOHOのような商店街もあって、パリの中では比較的新しい街区であるらしい。ベルシー体育館も、そんな街区にぴったりの、ちょっと近未来を思わせる、デザイン性に富んだ建物だった。

 会場に入ると、ちょうど男子の練習が始まったところだった。まず目についたのは、スタンドの正面に陣取っていたフランスの子供たちだ。おそらく、見学か何かで近所の小学校から招かれたのだろう。彼らが無邪気な声援を送っていたおかげで、会場は自然、和やかな雰囲気に包み込まれていた。

 そうした中で、いよいよ女子の練習が始まった。いよいよ、真央さんの登場である。ぼくは、非常な興味を持って彼女の練習を見守った。すると、滑り始めた彼女を見てまず思ったのは、その表情が明るいということだった。滑りも、ミスらしいミスが一つもなかった。この日の練習中、彼女は終始気持ち良さそうに滑っていた。

 この仕事が始まって以来、ぼくが周囲の親しい人たちに「真央さんの本を書くことになった」と告げると、その度に言われてきたのが「彼女は調子が悪いみたいですね」「名古屋では残念でした」といった言葉だった。それらはもちろん、先だって行われたNHK杯で何度か転倒し、彼女自身としてはこれまでで一番低い8位という順位に甘んじたことを指しての言葉だったのだろうが、しかしその都度、ぼくはこんなふうに答えていた。

 「いや、実はぼくはそうは見ていないんです。むしろ、NHK杯のあの転倒によって、真央さんのすごさをあらためて実感したところです」

 NHK杯の真央さんを、ぼくはすごいと思いながら見ていた。いやむしろ、そういう思いしか湧きあがってこなかった。それは、今回の取材をするにあたって、あらかじめ真央さんのマネージャーさんと打合せをさせて頂いたのだが、その際に、フィギュアスケートに関する、ある興味深いお話を聞いていたからだ。

 「フィギュアスケートというのは、近くで見ているとすごく残酷なスポーツだというのが分かります。それは、『転ぶ』ということと背中合わせにあるからです。転ぶということは、普通の人でさえ恥ずかしいこと。それを選手は、多くの人の見ている中でしなければならないのです」

 そう聞いて、ぼくはハッとさせられた。確かに、「転ぶ」というのは、人間にとって原初的な「恥」につながるものだ。誰でも、人前で転ぶと顔から火が出るほど恥ずかしい。居たたまれなくなる。特にフィギュアスケートの場合には、恥ずかしいだけではなく減点にもつながってしまう。これほど残酷なことは、確かにあまりないだろう。

 そういう、フィギュアスケートにおける「転ぶ」ことの意味を聞いていたから、名古屋での真央さんには、かえって驚かされたのだ。彼女は、もちろん転ぶことを前提に滑っていたわけではないだろうが、しかしその可能性が少なくない中で滑っていたことは確かだった。今この状態で試合に出れば、転倒するかも知れないというのは十分に分かっていた。

なぜ真央5
観客席で練習を見つめる岩崎夏海さん

 しかしそれでも、彼女は試合に出場した。そうして、転んだ。何度も転んだ。しかしその度、立ち上がって、最後まで滑り続けた。ショートプログラムもフリーも、最後まで滑り、最後まで挑戦をやめなかった。

 彼女は、覚悟していたのである。転ぶことを受け入れていたのだ。
 真央さんとて、人間だ。恥じらいは、当たり前のようにあるだろう。しかし彼女は、それを押してもなお、転んだ。

 なぜか?
 それは、自身の成長のためには、今それが必要だと感じていたからではないだろうか。今ここで転んでおくことが、後の成長を促してくれることを知っていたからではないだろうか。短期的には後退と見えることが、長期的には前進を促すことを、彼女は分かっていて、それで今、転ぶことを選択したからではないだろうか。

 しかしそれは、分かっていたとしてもなかなかできることではなかった。人は、どうしたって目の前の嫌なことを避けようとする。そこから逃げ出してしまおうとする。



ぼくから見た真央さんは

 しかし浅田さんは、逃げなかった。覚悟を決め、最後まで滑りきったのだ。
 その意味で、ぼくにとってのNHK杯は、浅田さんが大きな前進を成し遂げた大会にしか見えなかった。他の何にも見えなかった。8位という順位は、ほとんど問題ではなかった。真央さん本人や関係者の方々は、また別の受け取り方をされたかも知れないが、少なくともぼくには、そういうふうに見えたのである。

 そうしてぼくは、その見方に自信があった。
 ぼくは、これまでの42年の人生をかけて、ほとんど一つのことを習得することに専念してきた。
 その一つのこととは、「ものを見る目を養う」ということだ。「何が価値あるものなのか」を見極める目を持つというのが、ぼくの人生の大きな目標の一つだった。

 そうして、そのための修練を、これまで積んできたのである。その達成には、もちろんまだまだ遠いのだけれど、しかしそれでも、かなりのところにまで来たという自負はある。ものの価値を見定めることも、最近ではいくらかできるようになってきた。余談だが、『もしドラ』という本は、「200万部は売れるだろう」という予測のもとに書いた。先日、それが現実のこととなったというのは、ぼくの見方がそう間違っていなかったということの、一つの現れだと思っている。

 話を戻すと、NHK杯での真央さんは、不調だったかも知れないが、それは広い視野で見た場合、さらなる成長を果たすための過程に過ぎなかったと思っている。それはジャンプに例えるなら、より高く跳ぶために、一瞬身体を沈み込ませたようなものだ。だから、そこだけを抜き取って見ると後退に見えるのだけれど、広い目で見ると、前進の一過程となっているのである。

 そういうわけで、ぼくは真央さんがNHK杯で身体を沈み込ませた後、いつ、どのようにジャンプするのかを見極めようと、パリにまで取材に来たのだった。

 ただ、ぼく自身の見立てでは、そのジャンプの時期はもう少し先になるのではないかと予測していた。それは、名古屋での身体の沈み込ませ方が大きかったので、そこから反転するには、もうちょっと時間が必要じゃないかと思っていたからだ。

 ところが、ショートプログラム前の真央さんの練習を見たぼくは、驚いた。前述したように、ほとんど失敗がなかったのである。それどころか、以前にテレビで見たことのある、独特の何とも言えない風情を漂わせていた。彼女は、その独特の貫禄を漂わせていたのである。

 それは、アクセルジャンプの練習において現れた。おそらく、良くも悪くもトリプルアクセルが、真央さんの象徴の一つなのだろう。彼女もそのことは意識していて、だから、自分の調子を見極める基準の一つとして、トリプルアクセルをどう跳ぶかということを、とらえているように感じた。

 そんなアクセルジャンプを練習する彼女の姿には、ある特徴があった。跳ぶ瞬間に、「スパッ」と何かを斬るような音が聞こえるのだ。但しこれは、実際にそういう音が聞こえるというわけではない。比喩的な意味で、そういう音が聞こえるような印象を受けるのである。彼女のジャンプは、跳ぶまさにその瞬間に、まるでマンガの吹き出しのように、「スパッ」という音が聞こえてくるかのように見えるのだ。



真央さんのジャンプはなぜ音が聞こえるのか

 おそらくそれは、彼女のジャンプに入る前のモーションに理由があるのだと思う。非常にゆっくりして見えるのだ。また、跳ぶ直前に一拍間が空く。ぼくが想像しているよりちょっとだけ、遅れてジャンプするのだ。つまり、想像以上に「ため」ているのである。

 また、それに反比例するように、ジャンプは切れ味が鋭い。それは瞬く間のできごとだ。その一連の動きは、まるでゆっくりと小動物に忍び寄った猫が、あっと思った瞬間にはもうそれを鋭い爪でとらえていたかのようである。こちらが想像していなかったタイミングで瞬時にパッと動くから、スパッという音が聞こえたかのように感じられるのだ。

 これは、非常に興味深い現象だと思った。というのも、例えば野球でも、ゆっくりスイングしているように見えたバッターの打球がホームランになる時があり、あるいは競泳では、一番優雅に(ゆっくりと)泳いでいるように見えた選手が、一番初めにゴールする時があった。

 そういう、モーションがゆっくり見えた時こそ、逆に動きが鋭いという現象はままあるのだが、この時の真央さんのジャンプは、ぼくの目にはそのようなものの一つに映って見えたのである。

 おかげでというわけではないだろうが、練習後の記者席には、「真央さんが優勝するのではないか」といった雰囲気が広がった。けっしてひいき目ではなく、それほど好調だったし、真央さん自身も、後に「この日の練習は調子が良かった」と語っていた。

なぜ真央6
キス&クライでショートプログラムの得点を待つ浅田真央さん

 だからぼくは、名古屋で身体を沈み込ませた彼女が、ぼくの読みとは違って、もう少し早く、このパリでジャンプをするのかとも思ったのだが、しかしながら、そうはならなかった。彼女は、ショートプログラムの本番では、出だしのジャンプでミスをすると、その後は少し崩れてしまって、7位という結果に終わったのだ。

 次の日、再びベルシー体育館を訪れると、フリーに備えた朝の練習で、真央さんは、昨日とは変わってあまり元気がないようだった。昨日、あれだけ切れていたアクセルジャンプも、この日は「スパッ」という音が聞こえるようなことはなくなって、曲を流しての練習も、途中で打ち切ってしまったほどだった。

 練習がこんな調子だったので、本番はあまり期待できないような雰囲気があったのだが、今度は逆にそう悪いできというわけでもなく、最終的な結果は5位となった。

なぜ真央7
スケートリンクのそばで練習を見学する岩崎夏海さん

 試合を観戦し終えたぼくは、真央さんが今のこの調子、あるいは成績をどう見ているかというのが気になった。ぼくとしては、多くのマスコミが悲観しているのに反して、真央さん自身はそれほど気にしていないように見えたのだ。もちろん、外側からは窺い知れない部分もたくさんあるだろうから、そのことを聞いてみたいと思ったのである。

 試合での真央さんは、ぼくの目からは、あえて跳ぼうとしていないように見えた。特にフリーの本番では、跳ぶ直前にちょっとした躊躇いがあって、トリプルアクセルを成功させることはもちろん、挑戦することさえ最後までなかった。

 そこには、ショートプログラムの練習の時にはあった、跳ぶ直前のゆっくりとしたモーションや、直前の「ため」といったものがなかった。だから、もし仮に跳んだとしても、成功には終わらなかったように思う。



真央さんはこう言った「滑るのが好きなんです」

 だから、ぼくには、真央さんもそれに気づいていたから、直前になって力をセーブし、跳ばなかったように見えたのだが、果たして実際はどうだったのか?

 その質問をしてみると、彼女はこう答えた。
 「自分でも、ウーンという感じでもどかしいんです」

 それから、彼女が言ったのは、「ここまで一日の無駄もなく、悔いのない練習を積めてきた」ということだった。
 真央さんは、練習までは、自分でも「いけるかも」という好感触をつかんでいた。だから、本番での自分にも期するものがあったらしいのだが、しかしそれが実現しなかったことに、もどかしさを感じているということだった。

 真央さんは、胸の辺りに手を当てて「この辺まで来ているのに、試合でだけ跳べないんで、すっきりしない感じ」と言った。
 それでぼくは、多少失礼かも知れないと思ったが、こう尋ねてみた。

 「今シーズンは捨てる――つまりオリンピックまでの捨て石にする――という意識はないのですか?」
 すると彼女は、少し考えた後、しかしすぐにこちちらを真っ直ぐな眼差しで見つめ、こう答えた。

 「それはありません」

真央さんは、こう言った。

 「自分でも、オリンピック後はモチベーションが下がるかなと思ったんですが、しかしそんなことはありませんでした。オリンピックが終わってすぐ、また滑りたいと思ったし、試合に出たいと思ったんです。そのために、すぐに練習もしたいと思いました」

 「私は、試合で滑るのがすごく好きなんです。だから、今はファイナル(※)に出られないことがすごく悔しい。終わった直後は『あーあ』という力が抜けた感じだったけど、今(フリーの翌日)は、徐々に悔しさがこみあげてきているところです。私は、去年もファイナルに出られなかったんですけど、その時はテレビで見ていて『私も出たかったなあ』と、悔しい思いを味わったんです。だから、今年のファイナルも、たぶんテレビで見ると思うんですが、その時に、本当に悔しい思いを味わうと思うんです。それから去年は、その後の日本選手権に出た時に、『ああ、出られて本当に良かった』と、心から思ったんです。そうして、気づいたんです。『ああ、私は、こんなにも試合が好きなんだ』って。それは、もしかしたら生まれて初めての体験だったかも知れない――これまで、そんなふうに思ったことはなかったんです。だから今年も、日本選手権に出られた時に、『出られて良かった』と、思うと思います」



全日本フィギュアスケート選手権での真央さんは

 それから、真央さんはこんなふうにつけ加えた。

 「私は、試合も好きなのだけれど、練習も好きなんです。練習でしっかりやらないと、試合でも自信を持ってやれないから。私は今、本当に充実して練習しています。だから、今年を捨てるとか、そういうつもりは本当にないんです。やる気も全然失ってないし、一日も無駄にしていないという自信があります。ただ、試合でだけできていないんです。試合でだけ跳べていない。だから(胸を押さえて)ここら辺に、ウーンと詰まってる感じがあるんです」

 真央さんは、とても自然な表情で、いっそ明るい口調で、そう話してくれた。そこには、成績が出ないことへのもどかしさや、周りの人々、応援してくれる人々への申し訳ない気持ちもあるのだろうが、一方で、練習をしっかりやれていることの自信から、現状を自然と前向きにとらえているようでもあった。

なぜ真央8
ジャンプの失敗が響き、ショートプログラムの得点は伸び悩んだ

 もうグランプリファイナルは終わったが、真央さんは、それをどこでかは分からないが、きっと観戦したことだろう。そこで、「私が出ていたらどうだっただろう」と想像し、悔しい思いを味わったに違いない。

 そうして、その悔しさを胸に秘め、全日本選手権に臨むことになるだろう。そこでの結果がどうなるかは分からないが、確かなのは、彼女がその大会に出ることを、大いなる喜びととらえていることだ。

 全日本フィギュアスケート選手権では、そんな、試合に出ることに喜びを感じている真央さんを見ることになるだろう。それが、ぼくには今から楽しみである。

(※)フィギュアスケートの「グランプリファイナル」には、日本、カナダ、中国、アメリカ、ロシア、フランスの世界6カ国を転戦する「グランプリシリーズ」に2大会出場し、その成績上位者6名のみ出場できる。


岩城氏自身が感じたままに、素直な目で浅田選手を見ていることが感じられます。
長文なんですが、妄想・脚色の感じられないスマートな文体で、するりと読めました。
巷のワイドショーやニュースで、どこかの思惑が絡んだ情報にうんざりしている方は、
ぜひ読んでいただきたいクリーンな記事です。

岩城氏が浅田選手に惹かれていった過程は、激しく共感しながら読んでました。
「浅田真央さんに人間の本当の顔を見たのだ」というくだり、わかります~!

エリック杯のとき、練習ではかなり好調だったこともちゃんとわかったし、
最後の方では、真央ちゃんは全日本選手権を楽しみにしているとわかり、安心しました。

揺るぎない意思が伝わる真央ちゃんの言葉を抜き出しました

ここまで一日の無駄もなく、悔いのない練習を積めてきた

オリンピックが終わってすぐ、また滑りたいと思ったし、試合に出たいと思ったんです。
そのために、すぐに練習もしたいと思いました

私は今、本当に充実して練習しています。
だから、今年を捨てるとか、そういうつもりは本当にないんです。
やる気も全然失ってないし、一日も無駄にしていないという自信があります。

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転んでも試合に出る勇気に、伊藤みどりさんからエール

私なら
『恥ずかしいから試合に出たくない』
と言うかもしれません。
でも、真央ちゃんは自分の修正段階を試合で確認するため、
表舞台に出てくる。
偉いですよ。
その勇気に、真のチャンピオンを目指す人としての成長を見ることができます。
彼女は必ず戻ってきますよ」

伊藤みどり


練習嫌いの選手のコメント

真央、転べ!と願った
目の前で浅田がころんだので、心底嬉しかった。
リンクが火事になるように願った
五輪は簡単だった。他の選手は緊張しまくってて笑ってしまった。
(五輪)直前までジャンプに苦労して慌ててる選手は今まで何してたの?と言いたい
グランプリは辞退する

邪悪2邪悪1邪悪3


浅田選手とキムヨナは、志が違いますね。
練習は嫌い、試合は選り好みし、ライバルの失敗を願うキムヨナ。
そんな人のことは眼中になく、よい意味で自分にしか興味がない浅田選手。

そして五輪が簡単だったというお方に、プル様からこんな言葉を。

これは「競技」なんです、「競技」が楽だなどということは、ありえません。
もし誰かが今、「私は緊張しませんでした」とか、「楽に滑ることができた」とか、
「疲れていません」と言ったとしたら、 僕は、そんな人間は信じません。

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  1. 2010/12/23(木) 01:18:55|
  2. 浅田真央の味方|
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TBS「ひるおび」で誤報があったようです。

一週間ほど前に グランプリファイナルの感想と毒を吐いてます。 という記事の中で、
ロクハンのブログ様の”報道ステーションは、一体、何なんだ!”という記事をご紹介しました。

そのロクハンさんのブログで、また見過ごせない報道があったことを知りました。
ロクハンさんに了解をいただきましたので、それをお伝えしたいと思います。

ロクハンのブログ様より、転載させていただきたいと思います。


TBSの放送は間違っている。

フィギュアスケートネタです。

ほかの人のブログを読むと、テレビの放送が間違っている、と書いている。

だから、私も一言。

昨日だったか、おとといだったか、
TBSの「ひるおび」を見ていたら、グランプリファイナルの話をしていた。

そして浅田真央さんの話になって、世界ランキングの話になった。

村上佳菜子さんは世界ランキング「2位」で、

浅田真央さんは「27位」だと言う。

だから、世界選手権の代表選考基準の世界ランキング上位3人に、
村上佳菜子さんがその条件を満たしているから、
世界選手権の代表、ほぼ決定と言う。

そんな、アホな!

私は、自分のブログに世界ランキングを書いたばかり。

2位鈴木明子
4位安藤美姫
6位浅田真央
12位村上佳菜子

のはずである。

私は、ブログに書いたのは、専用のサイトがあるから。

もし万が一間違っていたらいけないので、
ISUのホームページで確認をした。

ISUのホームページは全部英語だし、
携帯電話だから「ワールドスタンディング」に
たどり着くのに時間がかかってしまった。

それで、やっぱり間違いないことを確認して、TBSに抗議の電話をした。

「間違っています。正しくは、
浅田真央さんは6位、村上佳菜子さんは12位」
と伝えた。

「ひるおび」の放送終了30分前だったが、
最後まで番組を見ていたが、訂正は言わなかった。

翌日は、番組を見れなかったが、訂正の放送をしたのだろうか。

それにしても、浅田真央さんが「27位」って、どこからの情報なんだ。

村上佳菜子さん「2位」というのもおかしい。

テレビ局は、村上佳菜子さんを世界選手権の代表にしたがっている。

村上佳菜子さんで、視聴率が取れると思っているからだろうか。

テレビ局は、視聴率がすべてだからね。

浅田真央さんが不調だったら、もう見捨てるのかい。

そして、たいして得点の高くない
村上佳菜子さんを日本のトップ選手にしたいのかい。

笑顔の村上佳菜子さんの方が、テレビ的には、いいのですか。

テレビは、ただ伝えるだけでいいのです。

だからBS放送やCS放送の方がいいのです。


私はこのこの日、この番組を見ていなかったのですが、
そういう放送があった証拠は発見しました。

TV出た蔵より
ひるおび

ロクハンさんのブログを見て、私は、ピンときました。
その浅田真央27位というのを、私も勘違いしたままこのブログで書いたからです。

私は、記事をUPした数時間後に、勘違いに気づき、あとで訂正を追加しました。
→「浅田真央は甘やかされてなんかいない。」の、下のほうがその訂正部分です。

私が勘違いしたのはこの表を見たからです。
(前回は27位だったのですが、今見ると28位になってるようですが)

ISU Season's World Ranking for Single & Pair Skating and Ice Dance
しーずんらんきんぐ

正しいのはこの表だったのです。

ISU World Standings for Single & Pair Skating and Ice Dance
しーずんらんきんぐ1

上の表がISUシーズンランキングといって、
今シーズンのみの結果を反映したランキングなんだそうです。
まだそんなに試合が行われてないから、今期の浅田選手のランクが低いのですね。

下の表が、ISU世界ランキングで、
3シーズンの累計(2シーズン前のポイントは0.7倍)になっているそうです。

世界選手権の選考基準のひとつになってる
全日本選手権終了時の世界ランクの上位3人
というのは、下の表がもとになるのですね。

私が勘違いしたように、TBSも世界ランキングを調べるのに
シーズンランキングの表が先にヒットしてしまったために、勘違いしたと思われます。

ロクハンさんは、
浅田選手の世界ランキングは日本人の上位3位に入ってることをご存知だったので、
TBSに電話して、間違いを指摘されたんですね。

その行動力に頭が下がります。

しかし、番組放送中に間違いを指摘したのに、
その日の番組内では訂正は行われなかったとのこと。

TVで

「浅田選手の今の世界ランキングは27位で、世界選手権出場が危ぶまれる」

と報道すれば、たいていの人はこう思うと思います。

「真央ちゃん、不調なんだな」

人によっては「終わった」などと思うことがあるかもしれません。

私も番組を見ていないのですが、
当日訂正がなかったのであれば、数日後には訂正があったのでしょうか。
きちんと訂正がなされていればいいのですが…。

TBSが、上の2つの表の存在を知っていて報道したのであれば、
それはまさしく「マスコミによる印象操作」だと思います。
(そうでないことを祈ります)

私のように調べ方が甘く、勘違いして報道したのであれば、
視聴者から間違いの指摘を受けて、きちんと調べて訂正すべきだと思います。
(訂正されたことを祈ります)

もし、視聴者から指摘されても、調べていないとか、
調べて誤報に気づいても訂正しなかったとしたら…マスコミはやはり信じられません。

せめて、TVを見ていて「???」と感じたことは、うのみにせず、
自分で調べて納得してから信じるようにしたいと思いました。



また、これはロクハンさんとTBSは関係ありませんが、
You TubeにUPされている、フジテレビへ実際に電凸された方の様子です。

浅田真央選手の君が代をカットしたフジテレビにクレームの電話



普通のおじさんが内容的にはすごくまともな苦情を伝えているものです。

・過去4年間、世界選手権で日本人は3回優勝したのに、
 国旗掲揚・君が代・ウィニングランは全てカットされてきた。
・キムヨナが優勝した年だけ韓国国歌をノーカットで流した。
・浅田選手は日本の国旗を背負って外国で頑張っているのに、
 歌った君が代もカットされてかわいそうじゃないか。

ということです。日本人として、至極当然のことを言ってるだけです。

フジテレビの視聴者センターのオペレータは、
とりあえず話を聞いて、決まり文句のように「伝えます」と繰り返すだけです。
あまりに耳につくので、数えてみたのですが「伝えます」は17回も出てきます。
(そんなことを数えてる私は暇人です・笑)

実は私も電話オペレータの仕事をしています。
こういった苦情も時には受けます。
ですがこういった対応はしてませんよ(笑)

このおじさんは、怒りを抑えながらも冷静に話そうとしてくれるクレーマーですし。

フジテレビのオペレータは、視聴者の感情は無視ですね。
電話の向こうで不機嫌な顔をしているのが想像できるような対応です。

「…とはどういうことか?」 → 「ご意見があったことを伝えます」 (質問に応えない)
「担当者に代わってくれ」 → 「担当者にはこちらから伝えます」 (要望を無視)

疑問・質問には何も応えず、ご意見があったことを伝えますと繰り返す。
4:26と5:24の「つ・た・え・ま・す・ー!」は、逆ギレにも聞こえます。

途中から視聴者センターの責任者に変わりますが、毛がはえた程度。

「なぜ日の丸カットしたのか?」 → 「特に理由はありません」
「どこから圧力がかかってるのか?」 → 「特にそういったことはありません」

と、多少会話にはなりますが、視聴者の質問を否定するばかり。
この責任者も、何度も「伝えます」を繰り返しているのですが、
この方自身が責任者だったのはずでは?と少し疑問。

このおじさんのように電凸したり、メールを送ったりした方の声の多さに驚き、
フジテレビはこの「日の丸・君が代カット」について釈明をしたのですね。

浅田真央選手の表彰式をカットしたフジテレビの釈明~世界フィギュア



この釈明も、論点がずれてるようなすっきりしないものではありましたが、
少なくとも、「視聴者はちゃんと見ている。馬鹿にするな」
ということは伝わった証拠ではありますね。

まだ、マスコミなどへ電話やメールをしたことのない私ですが、
このおじさんやロクハンさんのように、勇気を持つことも必要かもしれないと思いました。


最後に、ロクハン様、記事の紹介を快諾していただき、ありがとうございました。


<追記>

ひるおびの放送内容について、上記の「TV出た蔵」以外のデータがあったので、残しておきます。フィギュアスケート裏ネタ話と最新情報!様の記事にて知ることができました(「フィギュアスケート裏ネタ話と最新情報!」様ありがとうございます)


Yahoo!テレビ(ひるおび2010年12月13日(木)の番組の流れ)

<ワイドショー講座>6位・【女子フィギュアスケート】グランプリファイナル・シングル・村上佳菜子が3位
銅メダル・村上佳菜子。4月に浅田真央と同じ【施設】「中京大学附属中京高等学校」に入学。3月には中日の始球式に登場。世界フィギュアスケート先取権の選手成績を一覧で紹介。選考基準を紹介。最新の世界ランクを紹介。2位・鈴木明子、5位・村上佳菜子、6位・安藤美姫、27位・浅田真央。【資料・協力】アフロ、テレビ朝日、「愛知県競技会」(12月5日)、「グランプリシリーズNHK杯」【コメント】村上佳菜子、山田満知子氏(コーチ)【解説・コメンテーター】佐野稔氏(元フィギュアスケート選手)、原千晶、尾木直樹氏(教育評論家)、杉尾秀哉氏(TBS解説・専門記者室)【コメント文】橋本聖子氏(日本スケート連盟・会長)

(画面キャプチャ)
ひるおび1



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  1. 2010/12/20(月) 23:32:57|
  2. 捏造報道|
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